琉球新報 週刊かふう

第11章 散らかる原因となる習慣を見直す

みなさんこんにちは。年が明け、気づけばもう2月!毎日家事・子育て・仕事をしていると時間が経つのが早いです(汗)。 みなさんは、今年掲げた目標に向かって何か動きだしましたか?

私は専業主婦から起業して今年で5年目。た<さんの方と出会うことで刺激を受けては、毎回成長痛を感じながらも目標に向かって楽しい日々を送っております。

片づけもそうですが、頭であれこれ考え過ぎて行動が止まつてしまつている方が多く感じます。
「◯◯までに片づける!」という目標を掲げたのであれば、まずはできるところからコツコツと始めていきましょう。 「毎日コツコツ」、昔からよく聞くこの言葉。簡単なようでとても難しいですよね…。

さて、今回のテーマは「習慣化」です。 片づけを終えた家でも、生活している限りモノは増え、人が動けばモノも一緒に動くのは当然のこと。

私がこれまで関わって来た生徒さんやお客様も、最終的に辿り着くのは習慣化という課題なのです。片づけを続ける習慣よりも、大切なことは今の悪い習慣をやめることにあります。 悪い習慣をやめない限り、一度片づけを終えた家でも部屋はまたすぐ元に戻ってしまいます。

【部屋が散らかる悪い習慣 】
使ったあと戻さない
とりあえず取っておく
買いすぎ

使ったら戻すを日々意識するコツは、使う場所の近くに置き場所を作ること。そして使う時よりも戻す時に意識を置くことです。

部屋が散らかっている人ほど使う時は必死になってモノを探しますが、用が済んだらポイ!とあちらこちらに無意識 に置くクセがあります。戻す時こそ意識する!を心がけてみてください。

そして、モノが多い家ほどとりあえず取っているモノがた<さんあります。しかもそれらは袋やかばん、カゴに入っていたりするケースが多いです。とりあえず取っておくモノは、しまうと退蔵品化してしまうのがオチ。見える所に置いて定期的に見直すクセをつ けましょう。

最後に、買いすぎないこと。ストックが多い人ほど心配性な方が多いです。

溜め込む→置き場所に困る→管理ができない→期限が切れる・劣化する→処分する、という風に買いすぎを繰り返すことで悪循環を起こします。 心配性な方は、先が見えないことに不安を覚えがちです。

モノが足りなくなる不安があるなら、一度立ち止まり自分のライフス夕イルと消費ペースを照らし合わせ、その不安と向き合うことをオススメしています。

片づけは自分自身と向き合うこと。
これまでの自分も受け入れ、これからの自分にわくわくしながら片づけを楽しんでくださいね。

手放す勇気をあなたに。
ではまた来月、お会いしましょう。

↑BEFORE

↑AFTER
お客様宅にて食品ストックの整理。 半数以上は賞味期限切れで処分しました。


琉球新報 週刊かふうにて連載
コラム「ゆとりのち晴れのお片づけ」

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