琉球新報 週刊かふう

第2章 片づけに必要な3つのステップ

皆さん、改めましてこのコラムを書いております、もりかどあゆみです。
コラムの第2回目はいよいよ実践編をお伝えしたいと思います。

と、その前に前回の宿題を覚えていますか?「みなさんは何のために片づけをしますか?」という間いかけ。自分自身に問いかけてみましたか?

大切なことは、その「片づける目的」を忘れないことです。

片づけは、モノ持ちさんほど時間も体力も使います。もちろん、その労力には大変なものがあるでしょう。しかし、人は忘れる生き物でもあるのです。ある調査によると人は20分後には42%、1 時間後には66%、1 週間後には77%のことを忘れるというデータもあります。
目的を忘れないためにも、理想の部屋の写真を部屋に飾ったり、手帳に書き出したりして意識付けを心がけて下さいね。

途中で片づけを投げ出したくなったときには、また原点に返る。そしてまた進む!!片づけはその繰り返しなのです。ダイエットにも似ていますね。
さて、今日は片づけの基本ステップについてお伝えします。

片づけの基本ステップは、1.出す→2.分ける→3.しまう

そこで判断する時間は3秒!!迷うものって結局使ってなかったり、気に人ってないものだったりします。

まずは3秒で判断する訓練をしましょう。3秒でどうしても判断できないモノはとりあえず保留ボックスヘIN (段ボールや衣装ケースなど事前に用意しておく)。迷う時間を無くし、作業を進めることを優先するためです。とはいっても保留ボックスを増やし続けるのもNG!!

保留ボックスには、使用期限年月日(今から1年先の日付)を書いておくと手放しやすくなるのでオススメです。

さぁ、今回の宿題は家の顔とも呼ばれる玄関の片づけです。
片づけの基本ステップを元に、取り組んでみて下さいね。

モノを手放すときは、「今までありがとうございました」という感謝の言葉を添えることをお忘れなく。

お片づけサポートで訪ねた5人家族のお客様宅。靴箱にこんなに沢山の 靴がありました。


琉球新報 週刊かふうにて連載
コラム「ゆとりのち晴れのお片づけ」

関連コラム